こんにちは!
経営心理士オフィス・ブルベアパートナーズです。
先日、お休みをいただいて群馬県の草津温泉♨に行ってきました。
立ち込める湯けむりやニオイ、湯畑を流れる圧倒的な湯量に
「これぞ、まさしく温泉!」という感じがしました。
自然湧出量は日本一で、泉質は強酸性。なんと湯畑源泉はpH2.1なんだそうですよ。
そんなに殺菌作用が抜群なら、古くから湯治場として栄えるのも頷けます。
泊まったお宿は
数部屋のみの、こじんまりした和モダン旅館でしたが、
周辺イベントの開催状況や観光地などの混雑状況までしっかり把握されていたり、
出掛けに顔を合わせただけで、何も言わなくても私たちの靴・履物を出していただけたりと
そのホスピタリティや心遣いにとても感動しました。
2019年の観光庁のデータによると、
訪日外国人へのアンケートで、【どこに宿泊するか(したいか)】と訊ねたところ、
約70%の方が「日本の旅館」と回答し、次いで40%が高級ホテル、35%が安価なホテル(複数回答可)
と回答したのに対して
日本人の国内旅行者へ向けたアンケートでは
安価なホテルが1位となり、旅館は18%にまで減少する。
という結果でした。
もちろん、国内旅行と海外旅行という差はあると思いますが、
訪日外国人が日本を選ぶ理由の一つは”日本のホスピタリティ“にあり、
同じリフレッシュ目的であっても日本人は旅館よりもホテルを選ぶ傾向にあることがわかったそうです。
ただ残念なことに、いくら”インバウンド”といっても、旅行業界全体の1/4程度に過ぎず、
経済効果のほとんどは日本人による国内旅行がカギを握っているため、
首都圏や大都市圏を中心にホテル(西洋型)の数が大幅増加傾向にあり、
旅館(日本型)の数が減少傾向にある点が同調査でも指摘されていました。
今は多くの温泉地で「外湯めぐり」や「近隣の宿泊施設の大浴場も利用できる」など、
温泉地全体を挙げた取組みも多く、なかなか差別化戦略が難しい業態でもあるのですが、
時代が変わっても、こういったホスピタリティ精神だけはなくならないで欲しいものですね。
このあたりも、経営心理の範疇ですから、
もちろんブルベアパートナーズでも伴走支援させていただいております。
なにかお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
それでは、また
大阪神戸の経営心理士オフィス
ブルベアパートナーズ
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