こんにちは!
経営心理士オフィス・ブルベアパートナーズです。
みなさんは『横並び行動バイアス』という言葉をご存知でしょうか?
行動経済学(経済心理学)でよく使われる言葉なのですが、
意味は文字どおり、
『周囲の多くの人が取っている行動に追随しやすい傾向』 のことを指します。
このバイアスは特に若年層に強くあらわれる傾向にあり、
年齢を重ねることで徐々に働きにくくなると言われています。
また、特に日常にSNSがある10代から40代にかけては、
ここ数年で横並び行動バイアスが強い人が増加する傾向にあり、
20代ではこの8年間でなんと約50%程度も割合が増加しています。
もちろん、横並び行動バイアスが強いから「良い/悪い」ということではなく、
企業経営論などでも度々テーマとなる『ゆでガエル現象』などは
会社組織における、上司・ベテラン層が
「変化に伴うリスクやコスト」よりも「変化しなくていい”安定”」を
強く求めること(現状維持バイアス)の弊害ともいわれています。
どちらにしても
目まぐるしく変化する社会のなかで
安定した企業経営をつづけるためには
横並び行動バイアスも現状維持バイアスもなるべく減らし、
常に沈着冷静に経営判断を下していく必要があるといえます。
企業経営者も”人の子”ですから、
感情に流されそうになることもあると思います。
そんなときは是非、ブルベアパートナーズを頼ってください。
『マイナスはプラスへ。プラスはもっとプラスへ』をモットーに
人間心理に基づいた本質的で継続的な伴走支援を提供します。
ご興味がある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
それでは、また
大阪神戸の経営心理士オフィス
ブルベアパートナーズ
※ゆでガエル現象
ビジネス環境の変化に対応する事の重要性・困難性を指摘する警句
カエルをいきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、
常温水から徐々に温度を上げていくと、
逃げ出すタイミングを失い最後には死んでしまう(茹でガエル)。
実際には徐々に水温を上げた場合でもカエルは逃げ出す。あくまで比喩表現。
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